海外の文化、タブーに気をつけたほうが良い

海外へ行ったら、その国のルールに従うのは当然だと言えるでしょう。自分の家に土足で上がりこまれたら不愉快に感じるのと同様に、日本では常識のことでも、海外ではとても失礼にあたったり、禁忌事項のこともありますから注意が必要です。それらの常識は、国や地域・宗教によっても全く違います。それらのミスによって、相手に嫌な思いをさせてしまうことも問題ですが、場合によっては犯罪者になってしまうこともありますから、注意してください。例えば、シンガポールなどでは、公共の場を汚すことは禁止されています。ゴミやタバコを捨てるのはもちろん、つばを吐いたり、おしっこをするのなんて、以ての外です。日本では時々、「子供だから」と小さな男の子に公園などの茂みで用を足させてしまう光景が見かけられますが、そんなことをしたら犯罪者になってしまい、逮捕されます。また、国によって死刑が適用される犯罪内容にも違いがあります。日本では殺人などの大きな犯罪でなければ死刑になることはありませんが、お隣りの中国では麻薬所持などでも死刑になるのです。国によっては、写真撮影がスパイ行為として捉えられてしまう場所があったり、未婚の男女がホテルの同じ部屋で過ごすことが禁止されている国があったりします。つまり、日本では考えられないようなことで犯罪者となり、逮捕されてしまうことさえあるわけです。このようなトラブルを避けるためにも、事前にタブー情報に関しては必ずチェックしておいてください。